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S造 / パンタドーム構法 / スポーツ / 川口衞
- 1990
- / Montjuic, Barcelona, Spain
サンジョルディ・パレス
- 建築設計
- (株)磯崎新アトリエ
- 構造の特徴
- スペースフレーム(パンタドーム構法)
- 受賞
- 1990年 QUATERNARIO VENEZIA
(INTERNATIONAL AWARD FOR
TECHNOLOGY IN ARCHITECTURE)
1991年 松井源吾賞
1992年開催のバルセロナ・オリンピックのメイン室内競技場として計画された。大屋根はスパン128×106m、アリーナ面から屋根頂部までの高さ45mを有するスペースフレーム構造である。全体的な合理性と経済性の判断から、この屋根構造は当初からパンタドーム構法を前提に設計がおこなわれた。建築家の磯崎新氏も、建築造形には建設に用いた架構手法が反映されるべきだとの観点から、完成後の建物のかたちがパンタドーム構法によるリフトアップ中の形を彷彿させるような建築造形を採用している。