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膜・ケーブル構造 / スポーツ / 川口衞
- 1964
- / 東京都渋谷区代々木神南
国立代々木競技場
- 建築設計
- 丹下健三研究室+都市・建築設計研究所
- 構造設計
- 坪井善勝研究室
- 構造の特徴
- 吊り屋根構造
1964年の東京オリンピックのための水泳(第1体育館),バスケットボール(第2体育館)用の競技施設として造られたものである。
第1体育館の構造システムは、スパン126mの2本の主柱の間に架けられた2本のメイン・ケーブルからなる吊橋状の中央構造と、メインケーブルとスタンド後端との間に構成される吊り屋根面からなっている。
第2体育館は、直径65mの円形プランを持ち、1本の主柱頂部からアンカレッジに向かってらせん状に流れるメイン・パイプと、メイン・パイプとスタンド後端との間に構成された吊り屋根面からなっている。
この施設は、建築デザインと構造の高度な融合を示す作品として、また、当時最先端のテンション構造を用いながら、日本の伝統的感覚の造形を具現した建築として、内外から高い評価を得ている。
第1体育館の構造システムは、スパン126mの2本の主柱の間に架けられた2本のメイン・ケーブルからなる吊橋状の中央構造と、メインケーブルとスタンド後端との間に構成される吊り屋根面からなっている。
第2体育館は、直径65mの円形プランを持ち、1本の主柱頂部からアンカレッジに向かってらせん状に流れるメイン・パイプと、メイン・パイプとスタンド後端との間に構成された吊り屋根面からなっている。
この施設は、建築デザインと構造の高度な融合を示す作品として、また、当時最先端のテンション構造を用いながら、日本の伝統的感覚の造形を具現した建築として、内外から高い評価を得ている。